彼の名はヴィノドゥ
経緯を説明すると、ゴールで出会った彼はコロンボ在住で、仕事中だったため
夜にコロンボで待ち合わせて一緒に空港まで行こうという彼
しかも彼が車を出してくれるという、なんともラッキーな出会い
コロンボでご飯食べて、お土産買って、空港に行こう
19:00にコロンボに帰るから電話ちょーだいと携帯の番号を渡されました
ゴールからコロンボに戻り、いざスリランカの公衆電話から
ヴィノドゥに電話しました(19:30)
チョットマッテテクダサイ、イキマスカラ
待っている間にセイロンティーで一服
有名ブランドが運営するスリランカらしからぬお洒落カフェ
左手の砂時計が落ちたら飲んでねと言われて待つものの、
あまりに長過ぎるのでよく見ると、
砂が固まり一向に落ちない砂時計
これが伏線だということに、後に気づくことになるとは、、、
もう一度公衆電話へ(20:00)
チョットマッテテクダサイ、イキマスカラ
すぐには来ないだろうと感じた僕は、とりあえず夜のコロンボを散策
そしてもう一度公衆電話へ(20:40)
出ない、、、三回かけたけど、出ない、、、
人を簡単に信じてはいけないと、昔誰かが教えてくれたことを思い出していたら
スリランカボーイが携帯電話を貸してくれました
(左から21歳、19歳、16歳)
そしたら出ました
チョットマッテテクダサイ、イキマスカラ
少し抱いてしまった疑念をスリランカボーイとおしゃべりをして気を紛らわすものの、
彼らは帰宅、、、(21:00)
そしてトゥクトゥクのドライバーが近づいてきてこう言いました
あなたの友達は一体いつくるんだ?もう来ないよ
飛行機の時間だ、トゥクトゥクで空港に行こう
それでも僕は待つ旨を伝えると、さっきのスリランカボーイが走って戻ってきました
Your friend!
ヴィノドゥがスリランカボーイの携帯に電話をかけてきたのです(21:15)
チョットマッテテクダサイ、イキマスカラ
スリランカボーイに感謝を伝え、ヴィノドゥを待つ事に。
しかし、同じフレーズしかしゃべらないし、あとどれくらい待てばいいかもわからず、
空港に行かなくてはいけない時間も迫るスリランカ最後の夜
トゥクトゥクのドライバーと世間話をして、再びドライバーが
もう来ないよ、君の友達は来ない
と言うので、あと五分だけ待って、
来なかったらトゥクトゥクに乗るよと話していたら
再びスリランカボーイが走ってきました(21:40)
ヴィノドゥからの電話を僕のところまで走ってつなげてくれたのです
スリランカボーイのおかげで、二時間待ってようやくヴィノドゥと再会
スリランカボーイとトゥクトゥクのおっちゃんに別れをつげると
ヴィノドゥが発した言葉
エアコンなしのバスでいい??
えー!!車で来るって言ってなかったっけ?
まさかのバスで一緒に空港に行くという彼のプランに戸惑いつつ、
(理由はガソリンスタンドが遅い時間にやっていないため)
今回の旅行でバスに乗りまくっていた僕はもうバスに乗りたくなく、
結局トゥクトゥクで空港へ向かうことに
うちに寄ってご飯食べて、紅茶飲んで、シャワー浴びて行きなよ
と言うので、もう時間ないから申し訳ないけど空港に行こう、と僕
しかしヴィノドゥは
大丈夫、大丈夫
全然大丈夫じゃないんですけど!
しかし彼の強引さに負けヴィノドゥの家へ
と思いきや友人の家へ連れて行かれ紅茶をごちそうに(滞在時間3分)
ようやくヴィノドゥの家に行き
恐らく三人前はある罰ゲームのような(おいしかったけれども!)
ご飯とともに彼のお母さんが紅茶を入れてくれて、
シャワーまで浴びさせてもらって、無事に空港に間に合って
そして空港で偶然にもまた青山在住のスリランカ人に会いました笑
今回の旅で学んだことは
人との出会いに感謝
ということでした
人をすぐに疑ってもいけませんが、
すぐに信じてもいけません
そして、待ち人は、、、、
来ます!!
おおや