2010年6月25日金曜日

素敵なコーヒー屋。。


趣のあるエントランスを開けて店内に入ると、左手に10席ほどのカウンター。右手には、お庭に面した大きな全面ガラス窓が広がり、窓際には4名掛けのボックスシートが2つ。お店奥の壁際にも、2名掛けの席が2つほど設けられています。

お庭はライトアップされており、大きな窓からの緑の眺めには非常に癒されます。BGMはクラシック、この点も好みです♪

珈琲(600円を)頼みました。お代わりは350円で飲めちゃいます。

カウンターでは、物腰柔らかでフレンドリーなマスターがひとりで接客してます。店内はカウンターだけでなくテーブル客も含めて常連さんだらけで、お客様とマスターとの和やかなやりとりからは、このお店とマスターがとても愛されているのが伝わってきます。

いっぽうで、一見のひとり客を排除するような雰囲気は全くなく、むしろマスターが何くれとなく気を遣ってくれてこちらも思わず会話が弾みました。コーヒーに関するトリビアなどもさりげなく教えていただき、へえーそうなんだ!と目からうろこが何度も落ちました。

うーむ。この雰囲気。非常に好みです。でも禁煙ではないのが.....。

注文を受けてから豆を挽き、ネルで丁寧にいれた珈琲は酸味がすっきりとしたクリアなお味。個人的にはもう少ししっかりコクがある方が好みなので、ついすいすいと飲みほしてしまいましたがお味のレベルは申し分なし。

店内には昔懐かしの10円でかけるタイプのベージュ色の公衆電話がちょこんと置かれていたり、お客の閲覧用にスポーツ新聞がカウンターの隅に置かれていたりと、昭和の古き良き珈琲専門店の面影が今も残ります♪。その意味では吉祥寺の武蔵野珈琲店のような徹底した洗練さはありませんが、カウンターの常連客とお店の雰囲気はむしろそれと非常にマッチしていて、横で見ているだけでほのぼのします。

時間帯を慎重に見計らって、なるべく喫煙客が少なそうな時間にもう一度ひとりで再訪してみたいと思います。今度は窓際のテーブルに座ってお庭をひたすらぼーっと眺めていたいです。

ryu

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